(イベント報告追加)藤が満開の亀戸天神へ!参詣・遊山の舟遊び
江戸庶民の娯楽を疑似体験する参詣舟遊び 150分
藤まつり期間中の亀戸天神に舟で参詣!
江戸時代、寺社参詣は信仰活動であると同時に、庶民の遊山の
楽しみでもありました。江戸の参詣経路を日本橋から小名木川
経由、横十間川の亀戸船着場を利用して疑似体験。船上でお弁当
を食べながら、舟遊びを。
船着場からは東京シティガイドクラブにバトンタッチし、亀戸天神
へご案内。天神様にお参りし、藤の咲く境内の散策を楽しんで頂き
ます。その後再び乗船し、日本橋へ戻る150分。
行き帰りには、小名木川の東西の水位差を調整して船舶を通す施設、
下町のパナマ運河「扇橋閘門」の通航も体験できます。
4月27日(日)11:00~13:30 150分 日本橋発着 10名様限定
大人:5,980円、小学生3,000円(税込)
幼児無料(幼児のお弁当・お土産は付きません)
※ガイド、ワンドリンク、亀戸升本のお弁当、亀戸に因んだお土産付
落ち着いた船室「舟水屋」は冷暖房・トイレも完備。
急な雨や少し肌寒い日も安心。
外の景色を堪能したい時には、前部デッキ「舟桟敷」で。
風対策に、フリースポンチョやブランケットをお貸ししております。
(出典: 国会図書館デジタルコレクション)
舟遊び日和の晴天のもと、日本橋から亀戸へ参詣!
横十間川の亀戸乗船場との往復には、小名木川にある下町のパナマ運河、扇橋閘門を通航します。
藤まつりの週末とあって、亀戸天神は大混雑。初詣のような人出
ぱらり、とした藤の房々は満開。
キレイでした!
暑いほどの晴天に恵まれたこの日。日本橋から舟で藤まつりの亀戸天神へ舟で向かう初の試みでした。
千葉の行徳から安全に塩を江戸市中に輸送する為に東西に掘られた人工の運河、小名木川。それにクロスするのが
横十間川です。JR総武線の鉄橋をくぐった先の亀戸乗船場で下船し、東京シティガイドクラブのベテランガイド、
岡部さんのお話を聞きながら、銭座の跡や、香取神社をめぐり、亀戸天神へ。ちょうど藤が満開ということで、
老若男女大変な人出でした。帰りは、亀戸升本のお弁当を召し上がりながら、殆どの方がビールを追加して
いらっしゃいました。
この日、舟で参詣に向かった一団は私達だけだったかもしれませんが、周りの景色は変わっても、江戸時代から
残る水路を使っての参詣は、いつもと違った視点や発見がありました。川から上がって歩いたほうが、天神様は
JR亀戸駅よりも近い、とか、江戸時代には、今と違って舟の乗降場所は無数にあったので、日本橋まで戻らなく
ても、小名木川沿いや隅田川沿いで降りてどこかに寄る等、自由度が高かっただろうな、とか。
小説「御宿かわせみ」の世界を追体験できた!と喜んでくださったお客様も。知識豊富な東京シティガイドクラブ
の岡部さんから、沿岸や亀戸の歴史も伺いながら、水陸を合わせた舟遊び。混雑の度合いが想定以上で、自由時間
がかなり少なくなってしまい、陸上での時間をもっと取っておくべきだったのが反省点です。次回、同様の企画
を行う際は、更にお楽しみ頂けるように、改善を加えて行きます。
運航ルート
◆運航ルート
日本橋~隅田川~小名木川(扇橋閘門通航)~横十間川~
亀戸乗船場~亀戸天神散策~亀戸乗船場~横十間川~
小名木川(扇橋閘門通航)~隅田川~日本橋
*クリックすると別画面で拡大地図が開きます。