みづはの東北復興支援はじまります!
みづはは、宮城県南三陸町の復興街づくりを応援します
私達は震災の翌年から時折東北にボランティアに出かけています。NPO法人フェローズウィル(前バタフライエフェクト)のボランティアツアーでご縁を頂いた南三陸町には毎年訪れています。3年目に訪れた今年、がれきはきれいに片付いていましたが、想像以上に復興のスピードは鈍っていました。仮設住宅から出られる人はまだわずか。高台移転の場所が決まらない、決まっても造成も始まっていない、という進捗状況です。
ただ、復興まちづくりに向けて、町民の皆さんが地区ごとに話し合い、シンボルとなるものを定めたり、それを生かした町の将来像を描ける状況にはなってきました。そんな中、塩害に強く油も取れる椿の木を避難経路に植えて、100年後の人々が命を落とさぬようにする計画が進んでいます。個人だけでなく、法人として何ができるか?をずっと考えていたみづはでは、その椿の苗木の購入をを支援することに致しました。
南三陸椿物語
南三陸町のみなさんが紡いで行こうとしている、椿をシンボルとした復興の構想です。
南三陸町きりこくらぶのハンドクラフトのお取扱いで、椿物語を支援します
南三陸町には、「きりこ」という切り紙細工の伝統があり、正月を迎える頃に魚や網の形に紙を小刀で精緻に切り抜いた紙細工を作り、一年間飾っておきます。そんな切り紙細工の伝統と、江戸の伝統工芸である紋切りが出会い、粋な柄のカードが生まれました。このカードとの出会いが、支援の形を決めるきっかけとなりました。
復興のシンボル椿、青海波、千鳥は定番柄、それに季節に合わせて
花や動物などの柄が毎月届きます。このカードがご乗船のお土産
になります。カードはハガキサイズですので、ハガキとしてお使い
頂いたり、額に入れて飾って頂くこともできます。
キャパシティには限りがありますが、乗船者が増えれば増えるほど、
お土産として調達するカードの数が増え、その分のお金が椿の苗木の
購入に充てられます。
実際に椿が植えられるのは、高台移転が済んで家が建ち始める頃です
ので、まだ数年先ですが、その間に購入した苗木を育て、植栽を行う
までに椿が沢山咲く木に成長させるそうです。
きりこくらぶのメンバーの皆さんの手仕事の温もりを感じてください
南三陸町の隣町、登米市の仮設住宅の集会所で、地元の伝統と江戸
の粋とが出会い、きりこくらぶの皆さんの手によって紡ぎだされる
作品。つらく苦しい時を経て、少しずつ未来への希望を手仕事に
よって拓いて行こうとしている、きりこくらぶの皆さんです。
舟遊びを楽しんだ皆さんがカードを通じて、少しでも復興への思い
に触れて頂けたら、と願っております。