赤穂浪士に思いを馳せて。「琵琶で感じる!討入り舟遊び」12月12日
薩摩琵琶の語りの芸と、縁の地を辿る舟遊びで忠臣蔵を追体験
12月14日は、赤穂浪士の討入りの日。300年経っても人の心を揺さぶるこの歴史的一大事は、落語、歌舞伎、講談、現代劇や映画にも数多く取り上げられてきました。直近の土曜日12日に、語りと演奏の芸、薩摩琵琶で討ち入りの場面をおさらいしつつ、忠臣蔵ゆかりの両国や永代橋を舟でめぐり、討入りに思いを馳せる舟遊び。
薩摩琵琶奏者、川嶋信子さんをお迎えし、「雪晴れ」という討入りの場面を描いた曲を弾いて頂きます。演奏は、波のない、江戸の名残を残す日本橋川上流から神田川で、船室にて実施し、終了後隅田川に出ます。両国吉良邸から隅田川沿いに泉岳寺に向かった義士達の足跡を舟で途中まで辿り、日本橋へ戻ります。演奏終了後は、みづはの前部デッキ「舟桟敷」のコタツにあたり、外でお過ごし頂くこともできます。
薩摩琵琶の音色と凛とした語り声に間近に触れ、その歴史や筑前琵琶との違いなどのお話も聞けるチャンスです。
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開催日時 | 12月12日(土) 11:00 - 13:00 (120分) |
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発着場所 |
日本橋船着場 三越前駅B6出口徒歩2分、日本橋駅B12出口徒歩4分 |
乗船料 |
7,980円(税込)大人10名様限定 薩摩琵琶のライブ、討入り後の義士の足跡を辿る舟遊び、忠臣蔵ゆかりのお酒・甘酒・お菓子・お土産付(その他飲食物持込自由) |
最少催行人数 | 6名 |
出演は、凛とした語り声で聴衆を魅了する薩摩琵琶奏者、川嶋信子さん
薩摩琵琶 鶴田流 川嶋信子
桐朋学園大学短期大学部芸術学科(現・桐朋学園芸術短期大学)卒業。
役者として数多くの舞台に出演し、CMなどでも活躍。その後、日本の音に言いようもなく惹かれる自分に気付き琵琶と出会う。薩摩琵琶を鶴田流岩佐鶴丈に師事。
神社、仏閣での奉納演奏の他、琵琶を身近に感じてもらおうと江戸東京博物館やイベント出演など東京を中心に演奏活動を行っている。湯西川“平家の里”や椎葉平家まつりなど、平家ゆかりの地でも演奏。台北市で開かれた「台湾INフェスティバル」に参加した時には、日本文化のひとつとして琵琶の音色を披露した。
拠点としている町(台東区谷中界隈)を舞台にした演奏会を、と「谷中琵琶Style」を自ら企画。歴史的建造物や日本画家のアトリエなどを会場に選び、空間を含めた演奏会をプロデュースし『琵琶二人語り』という新たな表現にも挑戦している。その活動は雑誌や新聞に取り上げられるなど、注目を集めている。また琵琶と講談の企画「bi-dan」もプロデュース。琵琶の一日体験教室「まなびわ」も開講中。
公式ウェブサイト:「おんなもすなる琵琶といふものを」
※雨天決行です。雨の場合は、船室内「舟水屋」でお楽しみ頂きます。
※イベントにつき、乗船料は事前のお支払をお願いしております。ご予約時にお支払情報をご連絡致します。
※暴風等の荒天により欠航する場合は、前日にご連絡いたします。
※甘酒・お酒・お菓子が付きますが、その他の飲食物はお持込OKです。