文化財修復の専門家と行く、よみがえった常磐橋舟遊び10月2日(日)
文化財修復の専門家による、よみがえった常磐橋の修復の物語
2011年の東日本大震災により損傷し、崩落の危険もあった、1877年(明治10年)建造の東京で一番古い石橋、常磐橋。9年に及ぶ修復がやっと完了し、2021年5月から渡れるようになりました。
この難工事に直接携わった、文化財修復の専門家、西村祐人さんをお迎えし、修復の基本構想や修復作業のプロセス・技法、こだわった点などを伺う貴重な機会が実現しました。舟からの視点で良く見える箇所を船上から、そして橋の上でないと見えない箇所は陸上から、2つの視点から解説をして頂きます。
過去の修復により消えていた、オリジナルの姿をどうやってよみがえらせたのか、苦労話も交えながら、西村さんのわかりやすく、素敵なお話を是非聞きにいらしてください。
開催日時 |
2022年10月2日(日)1便目:11:00~13:00 舟遊び11:00~12:00→常磐橋上での解説12:15~13:00 2便目:14:00~16:00 舟遊び14:00~15:00→常磐橋上での解説15:15~16:00 |
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発着場所 | 日本橋船着場 |
乗船料 |
お1人様6,600円(税込) 西村祐人さんの解説付き舟遊び&常磐橋探訪、資料、水路図クリアファイル、常磐橋周辺に因んだお土産付き |
最少催行人数 | 4名 |
お話は、文化財修復の専門家、西村祐人さん
西村祐人(にしむら・ゆうと)
修復建築家 株式会社デザイン・フォー・ヘリテージ 代表取締役
1984年大阪生まれ。
2010年 東京大学工学系研究科修士課程修了。
2010年株式会社文化財保存計画協会入社。全国の城郭石垣・石造アーチ橋の修復・調査研究に携わる。
2011年より東日本大震災により変形した常磐橋の修復工事の主任技術者として以降9年間にわたり現場常駐。
2020年、文化財保存計画協会を主任研究員で退社。「保存と創造の境界線上からデザインを発信する」を理念に、株式会社デザイン・フォー・ヘリテージを創設、全国の歴史的建造物の保存修復事業に携わる。
※イベントにつき、事前のお支払をお願いしております。ご予約の際にお振込情報等をお伝え致します。
※このコースは、ほぼ首都高高架下のため、雨天の場合もデッキにて実施致します。但し、台風や強風等荒天時は舟の運航は中止し、交通機関や安全に問題がなければ、常磐橋の橋上での解説のみ実施致します。その場合は、舟遊びの代金はご返金となります。荒天予報の際は前日夕刻迄に天候判断し、ご連絡いたします。