シカゴ発!二挺三味線舟遊び 6/1(土)
花街四谷荒木町で生まれ、シカゴで練られた粋なお座敷音楽に前衛風味を添えて
シカゴ在住日本人アーティスト、Tatsu Aoki(青木達幸)さんが今年も来日。三味線ライブを、今年は三味線二挺で行います。1977年に日本を飛び出して47年、ベーシストとして、ジャズやブルースの本場シカゴで、前衛ジャズのアートアンサンブル・オブ・シカゴやフレッド・アンダーソン等の大物ミュージシャンたちに認められ、共演してきた青木さんは、花街だった四谷荒木町の置屋「豊秋本」の生まれ。幼い頃から芸事に親しみ、4歳でお座敷に出ていたというツワモノ。シカゴでは、和太鼓グループを主宰し、日本文化の普及・日系人の文化的ルーツの維持に努める傍ら、自らのルーツである三味線や締め太鼓などの邦楽を演奏に取り入れ、独自の世界を切り開いて来ました。
料亭のお座敷という、一見さんが入れない世界で奏でられるお座敷三味線を、弟子のKiku Taura(田浦菊)さんとのデュオで。今回はお得意の前衛風味も加わり、和の「間」とジャズ的な即興も交えた演奏をお楽しみください。
層の厚いシカゴのジャズ界の有名人、Tatsu Aoki。今回の来日では山下洋輔との共演も。
Tatsu Aoki (青木達幸)
アーティスト、School of Art Institute of Chicago(シカゴ美術館付属芸術大学)准教授 。
東京・四谷荒木町の置屋「豊秋本」に生まれ、幼少期より芸事に囲まれ育つ。三味線や鳴物などに親しむ一方、70年代東京におけるアングラアート集団「銀天界」での活動を経て1977年に渡米、79年よりシカゴ在住。
1985年にアジア系アートを支援するNPO、Asian Improv Artsを立ち上げ、和太鼓や三味線をフィーチャーしたアジア系ジャズを定着させるなど、シカゴにおけるアジア系音楽の開拓者としても活躍。 2001年から司太鼓のディレクターに就任。
邦楽からフリージャズ、クリエイティブミュージック、映画音楽、映像作品まで幅広い創作活動を通して、伝統的美学の継承と新世代のシカゴ日系人の芸術支援活動に貢献。これまでにオノ・ヨーコプロデュースによる「SKYLANDING」(2016)を含め 90枚以上の音楽アルバム、40本の映像作品を発表。2001年シカゴ・ジャズ協会、アメリカン・コンポーザー協会「ジャズ・ヘリテージ・アワード」を受賞、シカゴ・トリビューン紙「シカゴアンズ・オブ・ザ・イヤー」(Chicagoans of the year)に選ばれる。2007年アジア・アメリカ協会「マイルストーン賞」。2010年シカゴ日米協会「文化貢献賞」、3Artsファンデーション「芸術賞」。2015年全米ジャズジャーナリスト協会「シカゴ・ジャズヒーロー賞」。2017年にはカナダ国際映画祭で映像音楽作品「LIGHT」が「BEST Experimental Award」受賞、同時にイリノイ州政府「アジアン・アメリカンコミュニティー貢献賞」、日本政府「外務大臣表彰」。2020年ユナイテッドアーテイスト協会「伝統芸術賞」、イリノイ州アーツカウンシル「伝統芸術フェローシップ」受賞など、多分野において高い評価を受けている。
ウェブサイト http://tatsuaoki.com/
シカゴで江戸の伝統文化を受け継ぎ、日系人社会に貢献する貴重な人材!Kikuさん。
Kiku Taura (田浦菊)
シカゴ生まれの日系3世。東京在住歴は20年。シカゴ日系人、日本人コミュニティー内で幅広い文化、社会活動を営み、各分野で功績を残している。豊秋三味線シカゴにおいてタツ青木(豊秋三寿路)の傘下で12年間の修行の後、2023年に豊秋宇女紫として命名を受ける。
開催日時 |
6月1日(土)1便:15:00~16:00(60分) 2便:16:30~17:30(60分) |
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発着場所 |
日本橋船着場 |
乗船料 |
お1人様6,900円(税込) お座敷三味線ライブ、ワンドリンク、水路図クリアファイルと江戸趣味のお土産付 |
最少催行人数 | 4名 |
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